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SNSクチコミから探る「左利きの本音」

左利きの人は世の中の色々なものに不便さを感じている、というお話をよく聞きます。

本記事では、普段右利きで生活していると中々気づくことが出来ない「左利きの本音」を、SNS上のクチコミから探っていきたいと思います。

■クチコミ調査から見る、「左利きが普段不便だと思っていること」

Twitterより「左利き」かつ「不便」とつぶやかれている9,101件(1ヶ月分)のデータを収集し、左利きの方が普段どういったことに不便さを感じているのか、頻出語の名詞をピックアップしてみました。

表1:収集データ内の頻出語(名詞)まとめ

まずは5番目の「改札」ですが、これは普段よく話題に上がりますので、予想通りと感じる人も多いのではないでしょうか。駅の切符投入口やICカード読み取り部が右側に配置されていることに不便さを感じている左利きの人は、イメージ通り多いと考えられます。

8番目の「右側」は、例えば「右側に硬貨投入口がついている自動販売機」、「宴会の際に置かれている箸の向き」、「右側にテーブルが付いた椅子」といったものについて不便さを訴えるつぶやきが見られました。普段の何気ない生活の中にも、右利き向けになっているものが沢山あるということですね。

9番目の「右利き用」ですが、これは11番目に登場する「ハサミ」、30番目に登場する「マウス」、32番目、36番目に登場する「レードル」、「おたま」と一緒につぶやかれることが多かったです。

11番目の「ハサミ」についても良く話題に上がりますが、子供の頃から右利き用を使っているため、不便だという認識がないまま過ごしている左利きの人も多いようです。

19番目に登場する「席」ですが、これは食事の際に左利きの人が右利きの人の右側に座るとひじがぶつかる可能性があるため、座る席に気をつけるといった旨のつぶやきが多くみられました。何気ない食事や飲み会の場でも、座席を気にしている左利きの人は多いようです。

30番目の「マウス」については、気に入ったデザインや機能を持つものを見つけてもそれが右利き専用だとがっかりするケースが多いようです。

ただし、パソコンのショートカットキー(ctrl+Zなど)が右手でマウスを持つデザインのため、一般的なキーボードを利用していると左利きの人でもマウスは右で持つというケースもあるようです。

32番目、36番目に登場する「レードル」、「おたま」については飲食店のスープバーなどで困る、といったつぶやきが見られました。利き手ではない手でカップにスープを注ぐには絶妙な力加減が必要なので、苦戦してしまう左利きの人が多いのではないでしょうか。

中には、右利き用でも頑張って左手で使う、といったつぶやきもみられました。

以上がクチコミ調査から見えた、「左利きが普段不便だと思っていること」になります。頻出語に焦点を当てると、やはり普段よく耳にする話題がクチコミでも多く現れることがわかりましたね。ところで、ここまでの結果を見てふと興味を持った人もいるかもしれませんが、逆に左利きが普段便利に感じていたり、有利、お得だと感じていることはあるのでしょうか。こちらもクチコミで調査してみましょう。

■クチコミ調査から見る、「左利きが普段便利もしくは有利、得だと思っていること」

Twitterより「左利き」を含む文章のうち、「便利」もしくは「有利」、「得」を含むつぶやき5,919件(1ヶ月分)のデータを収集し、左利きの方が普段どういったことを便利もしくは有利、得だと感じているのか、頻出語の名詞をピックアップしてみました。

表2:収集データ内の頻出語(名詞)まとめ

つぶやき内容を見てみると、スポーツの分野についてつぶやいている内容が見られました。ラケットを利用するスポーツなどでは、一般的に左利きが有利だと言われているようです。また、元々左利きの人でもお箸だけは右手で持つようなケースもあり、左利きとはいえ常に左手を利用しているわけではないという話題も多くみられました。

如何でしたでしょうか。

ここでは登場していませんが、定規、カッターナイフ、包丁、急須など、右利き用に最適化されたものは他にもまだありますが、左利き用のものも沢山販売されています。

SNSのクチコミを分析してみることで、左利きの人が普段どのようなことを考え、生活しているのかが見えてきました。今回の調査では頻出語を中心として焦点を当てましたが、少数派の意見を探ってみると、新たな需要が眠っているかもしれません。


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