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訪日外国人に大人気のガチャポン!海外クチコミ調査

現在、訪日外国人の間で「ガチャポン」がブームになっていることをご存知でしょうか?

日本のニュースサイトでは、空港でのガチャポンブームを紹介する記事があり、国内外でのガチャポン人気の様子が伝えられています。また、日本文化を紹介する海外のWebサイトでもガチャポンに関する記事が公開されています。

ガチャポンを表す英語には「capsule toy」という単語がありますが、英語圏では「gachapon」という単語がそのまま使われることも多いようです。近頃、「karaoke」や「sushi」等といった日本語がそのまま英語として扱われることが多いですが、「gachapon」も英語圏で通じる単語の1つになってきているのかもしれません。

今回はガチャポンに関する外国人(英語圏)のクチコミから、その人気ぶりを分析してみたいと思います。

「ガチャポン」ブームのきっかけは?

 それでは、「ガチャポン」の人気の様子をSNS上のクチコミから分析してみましょう。図1は、2016年と2017年における「gachapon」に関するクチコミ数を示したグラフです。今回の調査では英語圏を対象としており、データ中のTwitterの数値はサンプリングとなっています。

図1:「gachapon」に関するクチコミ数比較(2016年・2017年)

2016年と比較して、2017年はクチコミ数が増加しています。2016年に成田空港にガチャポンエリアが設置されたことで、日本を訪れた外国人による利用が増え、それに伴ってクチコミも増加したのではないかと考えられます。

次に、「ガチャポン」に関する月別クチコミ数と訪日外国人数の推移から、2つの数値に関連があるかを見てみましょう。それぞれのデータについて、2016年から2017年にかけての月別推移を示したのが以下の図2です。

図2:「gachapon」に関するクチコミ数と訪日外国人の推移

全体的に見てみると、訪日外国人数の増減とほぼ比例して「ガチャポン」に関するクチコミ数も変化していることが分かります。2016年1月時点で515件ほどであったクチコミは、2017年12月時点でその約1.3倍の671件にまで増加しています。同様に、訪日外国人数も2016年1月の約185万人から2017年12月までに約1.4倍の252万人にまで増加しました。この結果から、訪日外国人数の増加に伴って、「ガチャポン」の人気も拡大傾向にあることが分かります。

2016年から2017年の間で最もクチコミ数が多かったのは、2017年4月です。以下の図3のようにクチコミ数を日別で見てみると、4月21日にクチコミ数が急増していることが分かります。

図3:「gachapon」に関するクチコミ数の日別推移(2017年4月)

4月21日のクチコミには、日本発祥のキャラクターのガチャポン景品に関するクチコミが多く見られました。新発売のガチャポン景品についての情報が拡散されていることから、その注目度の高さが伺えます。

ガチャポン景品を紹介する声続々!実際のクチコミ!

  では、他にはどういったクチコミが投稿されているのでしょうか。ここではいくつかのクチコミを紹介したいと思います。

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■手に入れた景品を紹介

日本のガチャポンのクオリティーを絶賛

京都で好きなアニメの景品をゲットできて嬉しい

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■街の風景と共にガチャポンを紹介

秋葉原を散策してガチャポンを体験

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■日本のホテルがガチャポンを紹介

ガチャポンは、余った小銭を使うのに最適

「ガチャポン」の中国での人気は?

 ここまでは英語圏のクチコミに絞って分析をしてきましたが、ここでは他の言語圏との比較をしてみましょう。

2017年の訪日外国人数を表したのが以下の図4です。そのうち、英語圏の国をピンク色の塗りつぶしで表しています。

図4:訪日外国人数(2017年)

※出典:日本政府観光局(JINTO)

アジア圏からの訪日外国人が非常に多く、訪日外国人全体の半分以上を占めています。アジア圏の中でも、2017年は日本を訪れる中国人が最も多かったようです。英語圏からの訪日外国人数の合計値(2,486,200人)と比較しても、中国からの訪日外国人(7,355,900人)は約3倍ほどもいることが分かります。

中国でも英語圏の国々と同様に「ガチャポン」についてのクチコミが投稿されているのでしょうか?

ここからは、訪日外国人数とクチコミ数との相関を分析してみたいと思います。図5は、英語の「gachapon」を含むクチコミと中国語で「ガチャポン」を表す「扭蛋」を含むクチコミ数の比較です。

図5:英語「gachapon」/中国語「扭蛋」に関するクチコミ数比較(2017年)

英語でのクチコミ投稿は6,598件であるのに対して、中国語でのクチコミ投稿は19,449件見られました。中国からの訪日外国人数が英語圏の約3倍見られたのと同様に、中国語によるクチコミも英語によるクチコミの約3倍投稿されていました。中国語によるクチコミをテキストマイニング手法等により深堀してみることで、英語圏の国々との違いが見えてくるかもしれません。

まとめ

 今回は主に英語圏のクチコミから「ガチャポン」の人気について調査しました。DIGMARTでは、全世界4000万サイトのSNSからクチコミを調査・分析したり、クチコミ収集ツールの導入をご提案することが可能です。日本語での調査と同様に、時系列推移や件数比較などを実施することで、海外消費者のトレンドやニーズを見える化できます。そういった情報をリアルタイムで把握できるのは、SNSクチコミ調査のメリットと言えます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。今回ご紹介した調査手法はほんの一部です。その他の調査につきましても、お気軽にお問合せください!


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